地獄

地獄と一口に言っても本当はものすごいたくさんの地獄があることをみなさんは知っていますか。

よく『地獄のようだ』と辛いことを地獄に例えるかと思いますが、みなさんが言う地獄とは本当の地獄からすると大したこと無いように思うかもしれません。それでは地獄がどんなところか見てみましょう。

奈落という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、この奈落とはサンスクリット語で地獄のことを意味するNARAKA(ナラカ)から来ています。生前に罪を犯した人がその罪の大きさによって様々な地獄へと送られます。136種類あると言われる地獄の中で、比較的どの文献にも載っている八大地獄をご紹介します。

等活地獄

この地獄は『殺生』をした者が落ちます。人間の殺生はもちろんのこと、蚊やゴキブリなどの小さな虫でさえも命であることには変わりはないので、殺生を行った人は懺悔をしなければこの地獄に落ちると言われています。ここでは地獄に落ちた者同士がお互いに殺し合い、それに参加しない者も地獄の番人に八つ裂きにされる。それによって命を絶たれるが、そよ風とともに番人が唱える呪文で再び生き返らされ、また殺し合いや懲罰が始まる。この地獄での寿命は500年と言われ、人間界の50年がここでの1日となっているため人間界での時間換算で1兆6000億年をゆうにこえると言われています。

黒縄地獄

この地獄は殺生に加え『盗み』をした者が落ちます。どんな小さなものでも、人のものを盗むという行為は許されるものではありません。黒縄地獄は等活地獄の下にあり、ここでの罰は熱く焼けた鉄の上に押し倒され、番人にクワやのこぎりなどで体を削がれたり切り刻まれるという。等活地獄の10倍の苦しみだという。この地獄での寿命1000年と言われ、人間界での100年がここでの1日となっている。

地獄の一部を紹介しましたが、この続きは次回にしたいと思います。

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